2015-06-21
モンスーンに備えて 3
ネパールの山間部被災地、フルカルカ村を応援するブログ
2015-06-21
2015-06-10
6月9日のフェイスブック記事より〜
2015-06-09
2015-06-08
2015-06-06
4月25日11時56分、数十万戸のうち数千戸にも及ぶ家屋が潰えてしまった。私の家もフルカルカ村も無くなったのだ。子どもの頃はまるで共同体で暮らしているようだった。食事も60人くらいで一緒にするのが日常で、近所には、仲間と遊び疲れた私たちの寝泊りの場所になる家が10数軒もあった。穀物貯蔵所、料理場所、訪問客用の家、それに100匹近くいた家畜用の小屋もあった(牛、水牛、山羊、羊、そのほか沢山いたのに・・・全部死んでしまった・・・一瞬のうちに)。残っているのは思い出だけ・・・
記事原文:phulkhrka_EQ Support Fund(5月10日)
2015-06-06
2015-06-06
6月1日、揺れは少なくはなったがまだ続いている。海外から観光で訪れる人も、ほんのわずかだが増えてきたようだ。
比較的低い位置にある二つの村(フルカルカとグミッド)では、もうすぐ始まるモンスーンに対応して、簡易テントの設置が急がれる。モンスーン期は6月から9月中旬まで雨が多く、フルカルカ村への道が流されてしまう。次に道路が再開するのは、雨期があけてから、道路の修復が終わる11月ごろになってしまうので、大きな荷物の輸送が急務だ。
インドに注文した65セットの大型テントは先週金曜日に国境で受け取る予定になっており、Eco Trekのスタッフが待機していたが受け渡しが遅れている。この後順調に村まで移送できれば、今週末には学校の教室用としても設置できるだろう。我々のチームから土壌検査を含め、技術面でのチェックを目的に派遣していた技術者が戻り、彼らの報告をもとに、より長期的な観点からの再建計画を地方政府と中央政府に提出する。資金援助については日本から3回目の送金を受領した。またオーストリアの友人からも同様に援助基金の提供を受けた。
一方、より高地にある村については、いまだ政府による将来の方策についての決定待ちとなっている。彼らはもともと小さな集落が多くあり、この地震で全てを失ったため、移住するにしろ地代がゼロの国立公園など政府が管理する場所でなくては生活できない。
世界環境日の6月5日には、ゴルドウンガに完成したモデルハウスをオープンし、地元の人々、特に子供達に利用してもらう。一年間の教育期間で教師の必要経費も我々で負担する。
記事原文:Phulkhrlka EQ Support Fund(6月1日)
記事原文:Phulkhrlka EQ Support Fund(5月23日)
2015-06-03
5月12日、再びマグニチュード6.8の大きな揺れがこの国を襲った。崩壊したゴルドウンガ村でのシェルター建設はこのため、一時中断を余儀なくされた。動揺する気持ちをコントロールしながら5月13日からふたたび建設を再開。しかしこの家の完成を待っている人たちがいるかぎり、立ち止まっている時間はないのだ。今はたった1つの家の建設だが、この近くに、住む家がなくなった人たちや家族のためにあと10個近く建設する計画を実行しなければならない。
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