地震前の美しく楽しい時代

地震5日前のフルカルカ再訪

2014年よりスタートした農業技術推進プロジェクトの視察を主目的としての再訪。6年前に王制から共和制に移行し、最初の国政選挙で勝利したマオイスト党のプラチャンダ元首相も出席。いつものように踊りで歓迎された。
しかしその5日後にはこの会場となったセカンダリースクールの主要な建物は30秒間で瓦礫の山と化した。写真は4月20日に撮影(SK)
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地震当日の朝 ゴルドウンガ村 1

2015/4/25 ネパールを襲った大地震の3時間前。カトマンズ市に隣接する国立公園の麓にゴルドウンガGlodhngaという美しい村があった。この村はもともと特殊なカーストに属する人たちが住んでおり、王制の時代王家の人たちの装身具のみを作っていた。6年前に王制から共和制に移行されたことにより、このカーストの存在意義はなくなり一部の人たちは新しい職を求めて村を去り、半分空き家となった家屋が80戸残るだけとなった。 続きを読む