Sathiのプロフィール

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名前 / sathi(サティ)
サティとは、ネパール語で“友達”という意味
サティは、代表SK率いる約十数名を中心とする海外のボランティア団体です。平均年齢は、◎◎歳。小規模のボランティア団体でありながら、医療関係、教育関係、大企業を勤め上げた人たちが集まって、いままでの経験値を活かした内容の濃い支援を、現地の優れたパートナーの方々と共に実施してきました。ちなみにこのブログの管理人である私MSはサティの会員の一人です。

奨学資金の供与による教育支援を中心に行っていたサティの活動方針は4月25日の大地震で状況は一変しました。
サティの活動のネパール側協力者である3パートナーは、それぞれ大きな被害に遭遇しましたが、中でも震源地に近い山間部の村フルカルカでは死者27名、怪我人約50名に加え、約1,000戸の住宅は完全に倒壊、また学校関係の建物も9棟のうち6棟が倒壊するという大きな被害を受けました。フルカルカ村を中心に新たな山間部の農業改革を目指して2014よりスタートした農業技術専門教育の推進のプロジェクトの現場視察を目的に、専門家のH博士と同村を訪問したSK一行はこれから日本へ帰国するというタイミングで空港にて震災に遭遇しました。このブログは、その震災当日のできごとから始まっています。

私たちの最初からの良き友人であり、アドバイザーであるジョティアディカリ氏は、eco trekというトレッキング会社、そしてカトマンズにあるホテルホーリーヒマラヤを経営する傍ら、彼の出身地であるフルカルカ村の発展と若い人の教育活動に力を注いできました。そのジョティさんが立ち上げたフェイスブックのコミュニティサイトが、Phulkhrlka EQ Support Fundです。 震源に近いフルカルカ村を含む山間部に、大型テント、食料などを支援している様子や、日々の復興状況をレポートしています。私たちは、ジョティさんが発信する現地のレポートを日本語の説明とともに紹介し、ネパールの山間部を震災前よりも復興することを祈って、応援していきたいという想いで、このブログを立ち上げることになりました。

 

サティの活動の軌跡

  • 1998年にSathi Foundationを発足。
    ネパールの、主に山間部における「教育」と「保健」の2分野に絞った支援を計画、実施。
    ネパールの山村での保健衛生教育を、学校から周辺のコミュニティへと広げていくためのしくみづくりから、現地の学校での保健衛生指導、医療が行き届かない山村での無料の健康相談(ヘルスキャンプ)を、現地の医者、看護士、学校の教員などと協力し2013年まで実施。
    教育支援においては、2014年までに、主に山間部の学生を対象に63名の奨学金援助を実施。今回の被災地であるフルカルカ村には、設立以来毎年1名の奨学生を援助してきた。
  • 2014年以降は、奨学金制度は新しいプログラムで継続し、またフルカルカ村では農業技術専門教育の推進を支援している。