モンスーンに備えて 3

6月15日の記事より
モンスーン時期到来に備えて、学校の教室用にインドから運ばれてきた65セットの大型テントを使っての、設営チームが一旦仕事を終え、カトマンズに戻った。ダーディン郡北部、特にフルカルカVDC, グムディVDCとサティデヴィ校は地震による大きな被害を受けた。我々チームはそれぞれの村人と共同で、テントと地場での建築資材を用いて仮の教室を作ることができた。
村の再建と学校教室の設営のために協力していただいた人たちに、改めてお礼申し上げます。
さらに2週間後(6月末ごろ)には、カトマンズから再度チームを派遣し、約10戸の耐震性に優れた建物を現地の資材を使って建てる計画です。これらの建物は特に家を失った老人たち、孤児、そして幼児などデイケアの必要なグループ(Sewalayaグループ)を対象とし、それぞれの場所と目的に相応しい建物にするつもりです。またこのプロジェクトでは近隣の村から人を募り、彼らの自らの手で、地場の材料を使って耐震性建物の建設が可能となるように技術指導を合わせて行っていく。
それにより、長期で村人に最も役立つ好循環のサイクルが得られると信じている。

 

記事原文:Phulkhrlka EQ Support Fund(6月15日)

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ホテルホーリーヒマラヤのマネージャーで、今回の設営チームのリーダでもある、リプー(右から5人目)

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アイデアと知識があれば、建築資材の輸送が困難な山間部でも 身近な素材を使って家を建てることができる。

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